〜」







甘えたな声が部屋に響く









〜」









この甘えん坊で







この甘ったれたものばかり口にしている黒髪の男こそ









私の彼





















−甘い仕返し−

















『何?』







私は呆れたようにエルの隣のソファーに座った





もちろん彼が大好きな甘い物も忘れずに







「呼んだだけです」







は?と怒ろうと思ったが





私は呆れてコーヒーを飲む





あからさまに嫌な顔をしながら







「怒った顔も可愛いですね」







表情も変えずごく普通のことのように言ってくる





キザな言葉





完全に彼のペースにのまれていくのが分かる









『もう!!そんな冗談通じません!!』







今の私の顔は赤いだろうか



絶対に赤いな…



自分でも分かるぐらいだ







「イチゴみたいですね…食べてもいいですか?」









え?









エルはだんだんこちらに顔を近づけてくる







私は思わず目を閉じてしまった

















―――――ブブブブッ









のポケットに入ってる携帯のバイブが鳴る







『ごめんっっでで電話がっ』





こちらに近づいてくるエルの肩を少し押して



照れ隠しをするように抵抗した







は慌ててポケットから携帯を取り出すと電話に出ようとした





だが思うように指が動いてくれない







エルはそんなをまじまじと見ていた





急に恥ずかしくなったは焦りながら何度もボタンを押そうとするが



手が震えてなかなか押せない









するとのバイブの音が途切れた







『あ…あははっ私なにやっちゃってんだろうあはは…は…』





私は何を誤魔化しているんだろう



何に焦っているのだろう







…借りてもいいですか?」







エルはの膝を指さした





『え?膝…?』







エルはに有無も言わせず腕を引っ張り地べたに座らせた





そしてエルはの膝の上にごろんと横になった







いわゆる膝枕









『……エル?』







愛してます」







いきなり愛の宣言されたかと思ったら





私の頭の裏に手を伸ばしエルの方に近づけられた







エルの唇はさっき食べた甘いものの味がした













『……ふいうちだよぉ』







私はエルの顔を覗き込むように見た





驚いた…エルの顔が赤く染まっていたことに







「見ないで下さい…恥ずかしいです」







いつもとは違う反応のエルに私はクスッと笑った













『エルイチゴみたい…食べてもいいですか?』









私の甘い仕返しは







エルに通用するだろうか?



























「毎日どうぞ」











通じなかったみたい…

















今度の仕返しは100倍にして返してあげるから















Fin...



















+++++++++++++++



喜びの舞い





いやああああああああああああああ!



Noi様あああああああ!



いいんですかこんな夢・・・!

え・・・えるるがっっvvvv



仕返し・・・ ああああ!(発狂

駄目ですもう 萌え死んでしまいます。



本当有難うございました!