今日は竜崎の仕事がいつもより何時間か早く終わった。

竜崎の彼女であり捜査本部の捜査員でもあるも暇していた。

は30分ほど前からＴＶを見ている様だった。

それに、大きな笑い声を上げて・・・。



竜崎は不満だった。

何故自分とふたりきりなのに、彼女はＴＶそっちのけだから。



は大のお笑い好き。

お笑いＴＶは必ず録るか見るかして、好きなお笑い芸人のライブも見にいって、今見ているお笑い番組も２、３回観覧している。

お笑いには詳しい自信もあるし、なかなかマニアックである。



「あはははは！やっぱこの漫才最高〜ｖＶ」

「・・・。」

「やっぱもう一度ライブいこーかな」

「」

「んーでも・・・このＴＶの観覧もおしいな・・・。」

「!!!」

「うわっ！？何？！いきなり大きい声だして！」

「････仕事終わりました。」

「ああ、そう。」

「・・・・・」



そう言うとは視線をＴＶにもどしてしまった。

････つまならない。



ああ、そうって何ですか？

いつもみたいにケーキをくれたりしないのですか？

おつかれさま！だなんて言ってくれないのですか？

私よりその馬鹿馬鹿しいお笑いコンビの方が好き何ですか！？

それとも嫉妬するのわかってて意地悪してるのですか？



「・・・」

「何よー！」

「・・・構ってくださいよ。」

「これ見てからね。」

「嫌です。今すぐです。」

「だーかーら！あと１時間で終わるから。」

「一時間！？どんだけ長いんですか！？コレ！！！」

「長いって・・・普通じゃない。」

「・・・（この番組いつか買い占めて放送中止にしてやろう。）」

「あはははははー！マジ最高!!!やべぇはらいてぇｗｗｗ」

「女の子がそんな言葉使っちゃいけませんよ。」

「つーかこの漫才コンビありえん！面白すぎだし！！！」



・・・スルーされてます・・・・。

どうしてこの番組はそこまでして私たちの仲を遠ざけようとしてるんですかね！？(思い込み)

そんなに私の事が嫌いなんですかね？！この番組のスタッフは!!!(思い込み)



「！」

「だから何よ！」

「プリン食べましょう！」

「あー…そこ置いといて！」



････食べるけど一人で食べようとしてないですか？

…!!そうだ！いい方法を思いつきました!!



「！」

「・・・・ん？」

「隣座っていいですか？」

「いいけど。」



私と喋るときは私の眼を見てほしいのですが。

何でＴＶを見ながら喋るんですか！？

だからＴＶは嫌なんですよ!!!



「････。」

「・・・・んー？」

「愛してます。」

「あっそ。」

「プリン、食べさせてあげましょうか？」

「結構です。」

「…はい、あーん…」

「だからいいってば！何！？やる決定なの！？」

「はい。私がしたいのでします。」

「私はしたくない。」

「・・・・私の事嫌いなんですか？」

「いいや、嫌いじゃないよ。」

「…じゃあどうして構ってくれないのですか！？」

「…それとこれとは　別　なの。」

「…別じゃないですよ。私はどんなときでもを構いますよ。」

「うん。だめだよ、それは。仕事しなきゃ。」

「いいんです。世界よりの方が何億倍も大切ですから。」

「世界の名探偵がそんなこというなよ!!!(まぁ、嬉しいんだけど。)」

「･･･ー･･･。」

「だから待ってよ!!!この漫才が終わったらね！」

「じゃあ今からワタリにこのＴＶ局を処分してもらいます。いえ、バズーカで壊してもらうのもいいですね。」

「は！？何言ってるの！？馬鹿じゃないの！？」

「馬鹿じゃないですよ。世界の名探偵ですから。」

「････!!ホントにやっちゃうの？」

「が構ってくれたらいいです。」

「････馬鹿！」

「だから馬鹿じゃないですよ。」

「馬鹿だもーん！」

「・・・だいたいですね！とふたりきりで二人とも暇なのにがこんな馬鹿馬鹿しい漫才コンビばっか見てるからいけないんですよ！」

「私のせいかよ！」

「いえ、このＴＶのせいです！」

「････は？」

「･･･････この番組がなければ今頃とラブラブしていたのに････」

「ブッ・・・アハハハハハハハハハハ!!」

「な、何で笑うんですか!?」

「もしかして竜崎、ＴＶに嫉妬してんのー？」

「････嫉妬・・・・ですか？」





･･･そうですよ。嫉妬してるんですよ。

相手にしない方が悪いんですよ。



「･･･そうです。嫉妬したんです。」

「あはは、やっぱ？」

「・・・嫉妬心はすごいですよ。」

「え？へぇー。」

「･･･今すぐお仕置きしますね。嫉妬心はすごいので。」

「お仕置き???」

「ええ。このままベットに行きましょうか。」

「はい！？意味わかんないよ！意味わかんないからね！どうしてそうなるの！？」

「････ドウシテだと思います？」

「しらないよ」

「・・・嫉妬心はすごいんですよ。」

「・・・もしや嫉妬したから！？」

「はい。」

「嫉妬したからってしていいことといけないことが・・・」

「私がしようとしていることはいいことですよ。」

「え？ホントウに？」

「ええ、本当です。少なくとも私には・・・ですが。」

「！！！！」

「じゃあいきましょう！」

「いやいやいきましょうじゃないし、そんな笑顔で言わないでよ。」

「･･･私のこと嫌いなんですか？」

「き、嫌いじゃないけど・・・」

「じゃあいいじゃないですか。」

「ぎゃああああああああああああ」



そういうと竜崎は私を抱いた。

嫌な予感が頭をよぎる。



「もう、やだああああああああああ」



そう呟いたけど結局私はベットルームへ連れて行かれた。

ついた瞬間ミサちゃんの部屋へ逃げたけどね。

無事だったんだけど、竜崎の部屋に戻ったら大変なことになりそうだ。





次からは録画にしよう。二度とＴＶをみないことにしよう。

竜崎が嫉妬しちゃうから･･･。





翌日、捜査本部にＴＶがなくなっていたという・・・。













嫉妬心はすごいもの

(あんまり嫉妬させるとやばいかも)

















＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋



白亜の叫び











うああああああああああっっ



も　もらってしまいましたーーーー！！！





翠様！　本当有難うございます〜！！



もう竜崎が可愛すぎます。

なにもう　そんなに嫉妬してくれるの？

もうかまってあげるよ　むしろかまってー！！！





･･･みたいになった私は相当変態ですね｡





番組買取ですか･･･　竜崎ならやりそうです。

セレブっすね　竜崎･･･(だって世界の名探偵





もう泣き叫びそうです。

素敵過ぎます！！！



最後の変態っぷりもよかったです｡

｢ぎゃああああああああああああああ｣

がいいですね｡



VIVA主人公。

VIVA竜崎。







本当に有難うございました〜！！！！！！