「あ、パトロールですか? お疲れ様です」


「いや、サボりでさぁ」





そうなんですか、と呆れたように笑う彼女に沖田も笑いながら隣に座る。


「お店は順調かィ?」
「そうですね、みたらし団子が人気ですので」
「なら良かった」
「誰かさんがサボりに来てその上司さんが来なかったらもーっと平和だと思うんですけどねえ」
「誰だろねェ」
「誰でしょうね」


そういいながら笑う沖田に、彼女も笑う。



「いつものお団子ですか?」
「ん、そうだねぃ・・・ これでいいでさぁ」


ごろん、と彼女のひざの上に寝転ぶ沖田。

彼女は少し驚いた顔をしてから、少し赤くなりながら笑う。



「もう、知りませんよ土方さんに怒られても」
「かくまってくれるだろィ」
「お団子倍の値段で買ってもらいますから」
「・・・考えとくぜィ」
「あ、いつものアイマスクは?」
「あ 忘れた」


何やってるんですか、という彼女を沖田は口元を上げながら見つめる。


「でもこの方が顔が良く見えていいや」
「・・・やめてくださいよ」
「結構照れ屋だよねィ」
「・・・おやすみなさい」



ふ、と目の前が暗くなる。

彼女の白い暖かい手が、目を覆っていた。







マスク
(あー 幸せだねえ)








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短っ! 拍手ならではの短さ。